失敗することが怖い

 

 

「失敗することが怖い」

誰もがそうだと思います。

もちろん僕もそうです。

しかし、僕の場合は「失敗しても新しいことに挑戦して行ったほうが新しい発見もあるし、

自分の知らないことがたくさんあることに気付く」ということが分かったので、

同じ場所に止まるよりも新しい場所に飛び込んで行くようになりました。

 

僕の場合「なぜ『失敗することが怖い』と思うようになったのか?」と言うと、

子どもの頃の体験が原因になっています。

 

母親は、僕が小学校1年生の頃から、習字、エレクトーン、英会話の習い事をさせました。

僕は「やってみたい」などとひと言も言っていないのに。

どうやら「教師になって欲しい」と考えていたようです。

教師になるためには、字が綺麗、ピアノを弾くことができる、英語は受験に役に立つ、

と考えたようです。

当然全て興味がないので、全く努力しません。

エレクトーン教室に行っても僕だけ全く弾けない。

英会話教室に行っても僕だけついていけない。

習字は母親が教えていましたが、全然上手くならずに怒られてばかり。

習字は少し間違えただけで後ろからバンバン殴られました。

凄く泣いていたことを覚えています。

いわゆる「教育虐待」です。

僕の母親は「毒親」です。

 

その後もやりたくもないのに剣道や水泳をやらされました。

全く楽しくないので全然上手くいきません。

「馬鹿だ、馬鹿だ」と何千回も言われました。

僕の話しを聴くことはありません。

いつも母親の機嫌をうかがってばかりです。

こうして、何に対しても全く自信のない子どもが出来上がってしまいました。

 

学校に行っても自信がないので、人間関係を形成することができません。

同級生に対しても嫌われないように、仲間はずれにならないようにビクビクしながら

空気を読みながら生きていました。

そういう自信のないところにつけ込むセコい同級生もいました。

だから、何とか自分を大きく見せるために嘘をつくことが多かったです。

 

ずーっと緊張していたので、ストレスで胃潰瘍になり病院に3回くらい運ばれました。

それでも母親は「自分が原因だ」と気付きませんでした。

 

こういう経験から「自分は何でも完璧でないと認めてもらえない」という思い込みが

出来上がってしまいました。

だから、いつも「失敗することが怖い」と思うようになりました。

 

でも現実は、受験や就職や経験がないことばかりなので失敗だらけです。

自慢ではありませんが、僕は仕事が続いたことがほとんどなくて、

20回くらい転職しています。

人生が上手くいったことは、ほとんどありません。

こんな人生だから、逆に失敗に慣れて「どうせまた上手くいかない」と考えてしまうように

なったのかも知れません。

だから「あまり失敗が怖くない」(笑笑)

良い意味ではなく、投げやりなだけ。

 

人間だから誰でも「新しいことに挑戦する」ということはあります。

新しいことに挑戦しないと生きていくことはできません。

世界は急激なスピードで変化しているから。

 

失敗しても、とりあえず生きていくことはできます。

辛いこともあるけど、新しい出会いもある。

 

これからは自分のやりたいことをやって生きていくことができます。

他の人より上手くできなくても、誰にも怒られません。

下手でも自分のやりたいことをやることが人生になります。

 

今まで通り、やりたくもない仕事を嫌いな人と一緒にする必要はありません。

順調な人生を壊してしまうような気がしますが、壊してしまわなければ

新しい場所に行くことはできません。

たいへん勇気が必要ですが、人生は慣れ親しんだ大事なものを捨ててしまわなければ、

新しい大事なものを手に入れることはできません。

卒業、引越し、恋人との別れ、人生にはいろいろ転機がありますが、今がその時です。

私は先に行って待っています。

 

 

かなり話しは変わりますが、松本人志は、どうやら死んだようですね。

 

当然本物は4、5年前に死んで、今までテレビに出ていたクローンの寿命が尽きたようですね。

「裁判に集中するために仕事を休む」と言っていましたが、

これだけテレビに出てこないということは「この世にはいない」ということです。

クローンの寿命は2、3年くらいなので、顔が崩れたり、言葉が出なくなったりしたのでしょう。

おもしろかったときは尊敬していましたが、権力者の犬になってしまうと

全然おもしろくないですね。

他にも「サンドイッチマン」や「ゆりやん」のファンでしたが全員処刑されたようで残念です。

好きな俳優さん、女優さんもいて、好きな映画もありますが。

これからEBSが来て、いろいろな発表があり詳細が分かるでしょう。

 

しかし、過去を振り返ってばかりいる訳にはいかないので、新しいエンターテイメントを

作っていきます。

世界をひっくり返すようなエンターテイメントを。

 

続く