「課長島耕作」について

 

 

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

ブログの内容は、自分なりの考えを書いているので間違っていることもあります。

想像で書いているところもあります。

想像力って大事なのです。

だから「自分は違う意見です」と思ってもらっても、一向に構いません。

 

当たり前ですが「Twitter」でもいろいろな考えが見られます。

いろいろな人の考えを聴いて、自分なりの答えを出してみてください。

自分で考えることが重要なのです。

 

権力者というのは「一般大衆に考えて欲しくない」のです。

従順な奴隷になって欲しいのです。

何も考えない奴隷だと、権力者に搾取されても気付かないからです。

間違ってもいいから「自分で考える」ということを習慣にしてください。

間違っていたら修正すればいいだけです。

そして「自分の意見をもつ」これが重要です。

 

 

 

今回は「課長島耕作」についてお話しします。

週刊モーニングという雑誌に「課長島耕作」という(サラリーマン〜相談役まで出世していく

男の物語)漫画があります。

 

いい男なんですよ、「島耕作」って。

仕事を徹底的にやるし、左遷されても気にせず仕事。

嫌な仕事でも進んでやります。

一言で言うと「仕事の虫」です。

紆余曲折ありますが、順調に出世していきます。

そして、女性にもモテます。

僕も以前は「羨ましい〜」と羨望の眼差しでした。

ほとんどの男性読者が「こんな風になりたい」と思っているでしょう。

 

僕は「島耕作」を全巻読んでいなかったので、2年前に全巻読破しました。

そこで、はたと気付きました。

島耕作」は無能な経営者だと。(経営者になってからの話しです)

これは、僕が経営コンサルタントをしているから気付いたことです。

「漫画なんだから、現実と違って当たり前でしょう」と言う人がいると思います。

しかし、とても重要な話しなので聴いてください。

 

島耕作」は「仕事の虫」なので、休みの日も仕事をしたり、ゴルフに行ったりします。

それは、「自分がやりたくてやっていること」だから問題ありません。

しかし「社員が休みの日も会社に出て仕事をしている」ことに何の違和感も

もっていません。

「社員が休みの日も会社に出て仕事をしている」ということは「経営者の能力がない」

と言っているようなものです。

有能な経営者なら「休みの日は家族と一緒に遊んだり、趣味の時間にしてください。」

と言うことができるはずです。

その方が、「仕事」と「休み」のメリハリができて、疲れがとれるし、会社に対する

愛情も生まれて、仕事に集中することができます。

 

よって、「島耕作」は無能な経営者なのです。

 

ここからが更に大事な話しです。

島耕作」は、バリバリ働いて女性にモテる。

これを見て、男性諸君は「こんな風になりたい」と思うのです。

つまり「『島耕作』のようになりたいなら、馬車馬のように働け。」

というプロパガンダなのです。

島耕作」は一見カッコよく見えますが、結局は「ただの奴隷」です。

社長になっても、会長になっても、相談役になっても変わらず「奴隷」です。

会社のために馬車馬のように働く奴隷です。

このカッコいい「島耕作」を見せて、日本人男性を「奴隷」にしようとしているのです。

漫画は、皆さんが思っている以上に影響力があります。

なんと言っても僕がサッカーを始めたのは「キャプテン翼」を読んだからです。

 

これは、当然権力者が考えたことです。

権力者というのは、一般市民を奴隷にするためにとんでもない能力を発揮します。

まさに「悪の天才」と言っていいでしょう。

だから、日本人は騙されてきたのです。

「そんなことあるはずがない」と思っている人は、「自分が騙されるはずがない」

と思っています。

しかし、相手は「悪の天才」です。

一般市民がとても及ばないようなことを考えるものです。

自分の権力を絶対に守ります。

どんな事をしてでも、権力にしがみつきたいのです。

醜い老人ですね。

 

しかし、やはり所詮人間なので限界があります。

そろそろ限界を迎えようとしています。

EBSの後に全ての悪事が公開されるので、しばらくお待ちください。

 

 

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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。

奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。

猛き者もついには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。

 

平家物語

 

 

続く