仕事ができる人は打ち込める趣味をもっている

 

 

本日は「毎日を楽しめる人の考え方」樺沢紫苑著p52です。

 

『ある分野で結果を出しているのですが人を見ていると、「成功者の共通項」が

見えてきます。そして、そこを真似る、モデリングすることで、自分の成長にも役立ち、

自分の成功確率も高まります。

人物ドキュメントに登場する成功者には、間違いなく共通点があります。

キーワードは、情熱、熱中、夢中、没入です。

目前のことに夢中になれる。仕事でも遊びでも、時間を忘れるほど熱中する。

1つのことに特化して、深める、マニアックに徹底的に取り組む。それは、

仕事に関しても遊びに関しても、遊びに関しても同じです。

そして一流の仕事人ほど、一流の趣味を持っていることが多い。それこそ、

人に教えられるレベルまで、「遊び」や「趣味」を極めているのです。』

 

まず最初に言いたいことは、「成功者に成らなくてもいい」ということです。

成功者になる必要はなくて、幸せになれれば充分です。

「幸せになる」ということは、「誰にも邪魔されずに、自分の好きなことをやって生きる」

ということです。

自分の好きなことをやって、楽しく生きていると100%妬まれます。

自分の好きなことをやって、楽しく生きている人は目立ちますからね。

人間社会には、必ず他人の幸せを妬む人がいます。

自分の人生がうまくいっていない人は、幸せな人が羨ましいのです。

負けずに努力して、自分のやりたいことをやればいいだけなのですが。

そんな人は、無視するしかありません。

相手をする時間がもったいないです。

 

僕は、サッカーをプレイするのも観戦するのも大好きです。

特別上手い訳ではありません。

教えることもできません。

ただ、やってる時は最高に楽しいです。

「もっと上手くなりたい」と思います。

 

いろいろ言いましたが、著書の内容を否定している訳ではありません。

「自分の好きなことをやって、楽しく生きる」ことは、「好きなことに夢中になる」

ということです。

「好きなことに夢中になる」ためには、

・自分の気持ちを知る必要がある

・「自分の好きなことをやって生きていける」と知る必要がある

 

上記の2つの条件を満たすためには、子どもの頃から自分の好きなことを

やらせることが必要です。

「サッカーをやらせたい」

「勉強をやらせたい」

「英語を喋れるようにしたい」

などなど、たくさんの親の希望があると思います。

お母さんもお父さんも「自分のやりたいことをやらせてもらえなかった」かも知れません。

だから、子どもに自分の人生を投影させているかも知れません。

しかしながら、「子どもの人生は、子どものもの」です。

そして、「親の人生は、親のもの」です。

だから、自分の人生を生きてみてください。

反対する人がいるかも知れませんが、関係ありません。

他人と比べる必要はありません。

 

まず自分のやりたいことをやってみることをおすすめします。

「もう大人だから、中途半端になる」と考えるかも知れませんが、

中途半端になってもいいのです。

「やるからには、完璧にやりたい」と思うかも知れませんが、

「やりたいことを我慢して生きてきた」のはあなただけではありません。

たくさんの大人たちが、いろいろな事情があって「やりたいことを我慢して生きてきた」

のです。

今からでも遅くはありません。

 

大事なことは、

・自分の気持ちを知る必要がある

・「自分の好きなことをやって生きていける」と知る必要がある

ということです。

これが、「人間の幸せ」です。

大丈夫です。

できることから、始めれば良いだけです。

できることをコツコツ続けてください。

必ず、チャンスが訪れますから。

応援しています。

 

 

「志を立てるのに、老いも若きもない。

そして志あるところ、老いも若きも必ず道は開けるのである。」

松下幸之助

 

続く