病気になったら、後から楽しめない

 

 

本日は、「毎日を楽しめる人の考え方」樺沢紫苑著p29についてです。

 

『我慢、我慢、我慢で最終的に「楽しい」を求めると、途中で何かあった場合、

全く楽しめない人生になってしまいます。

今日楽しめることは、今日楽しんだほうがいいのではないでしょうか。 

今は、我慢して、我慢して、ひたすら働き、「楽しみ」を後にとっておくアリ的な生き方。

「今を楽しむ」。「今日を楽しむ」。毎日を楽しみながら生きるキリギリス的な生き方。

どちらが「幸せ」ですか?あなたは、どちらの人生を送りたいですか?』

 

 

僕は、いつも我慢することばかり考えて生きていました。

つまり、アリ的な生き方です。

子どもの頃から勉強ばかりさせられて、自分のやりたいことを我慢することが

当たり前になっていました。

だから、大人になっても

 

・「辛いこと」があっても我慢することが幸せになる

・「やりたいこと」があっても我慢することが幸せになる

 

こんなことを考えていました。

書いてるだけで、気持ちが暗くなります。

 

当然、こんなことを考えていても幸せにはなれません。

「やりたくないこと」を毎日続けるだけだから、毎日がつまらない。

毎日がつまらないから、考えることがネガティヴになる。

自分のやりたいことが分からない。

自分の気持ちが分からない。

自分の好きなことが分からない。

自分の嫌いなことが分からない。

負のループです。

 

こうして行動することができなくなってしまいます。

 

アリ的な生き方をしている人は「楽しいことばかりをしていたら、幸せにはなれない」

という強い思い込みがあります。

「なぜ、こういう考え方になってしまうのか?」ということに関しては、後日考えます。

 

「後から幸せがくるから、それまで待ちなさい」という考え方なのですが、

このような考え方を捨てて、

 

・「辛いこと」があったら、我慢せずに逃げるから幸せになる

・「やりたいこと」があったら、我慢せずにやるから幸せになる

 

という考え方に変更することが幸せにつながります。

つまり、「自分の気持ちに正直に生きる」ことが必要です。

簡単に言うと「やりたいことをやって、やりたくないことを止める」ということです。

 

今すぐ、全部変更することはできません。

仕事もあるし、学校もあるし、家事もあるし、子育てもある。

だから、たった1個だけやりたくないことを止めてみてください。

そして、その時間に自分のやりたいことを1個だけやってみる。

そうするだけで、少しだけ楽しくなります。

それを続けていると「もっと他にも自分のやりたいことをやりたい」という欲が出てきます。

自分の正直な気持ちが分かるようになってきます。

次は、もう1個自分のやりたくないことを止めてみる。

そして、その時間に自分のやりたいことをやってみる。

これを繰り返すことで、「自分の気持ちに正直に生きる」楽しい人生になっていきます。

 

まずは、1個だけやりたくないことを止めてみてください。

そして、やりたいことをやってみる。

 

人生は、失敗しても何の問題もない「挑戦」ですから。

 

 

続く