日本人が、働いても、働いても幸せになれない理由

 

 

本日は、「毎日を楽しめる人の考え方」樺沢紫苑著p24です。

 

『残業を減らして、定時退社を推奨して、仕事の生産性を大幅に高める。

短くても集中して働くことが、仕事の質と量を高め、結果として会社の業績もアップする。

実際に、「働き方改革」以後、残業時間、労働時間を短縮することで、

社員の生産性を高めて、業績を大幅にアップさせている会社はたくさんあります。

 

日本人が、働いても働いても幸せになれない理由は、「生産性が低いから」。

そしてそれを「労働時間」で補っているためです。日本人の効率の悪い働き方に対する、

最終解決法は「長く働く」ことではなく、「しっかり休息をとる」

「遊びでリフレッシュすること」なのです。』

 

これを実現するには、社長が率先して全社員の週休2日を奨励することが必要です。

そのためには、無理な営業目標を立てないことが必要です。

無理してがんばって計画を立てると、「社長の言うことだから、絶対達成するぞ❗️」

と言い出して、休日出勤が当たり前になってしまいます。

当たり前のことですが、週休2日が当たり前です。

しっかり休息をとらなければ、良い仕事はできません。

無理な目標を立てる社長は、「気合と根性で乗り切れる」とか

「何か素晴らしいアイディアがあるだろう」などと安易な考えをもっているからです。

それは、普段から部下の話しを聴いていないからです。

だから、社長は役員以下部下が相談しやすい環境をつくる必要があります。

無理な計画なら「無理です」と率直に言えるようにしてください。

結局、目標を達成するためにはコツコツと続けること以外に何も無いのです。

 

よく「笑顔、笑顔、笑顔」と社員に言う人がいますが、

楽しくもないのに笑顔をつくっても、良い仕事はできません。

無理矢理笑顔をつくっても、お客様にはバレています。

自然と笑顔になる方法は、待遇面を改善することです。

 

・しっかりと休日に休むことができる。

・残業は少ない

・給料は高い

 

こうすれば、自然と笑顔になるし、「もっと売れるにはどうすればいいか?」

社員自ら考えるようになるからです。

変わる必要があるのは、社員ではなく社長です。

つまり、無理を言って頑張らせることでは、生産性は上がりません。

社員の生活に余裕をもたせて、やる気を引き出すことで生産性が上がるのです。

 

勇気を出して、計画を見直してみてください。

株主にもはっきりと伝えてみてください。

下手くそでも問題ありません。

大事なのは、自分の言葉で、自分の本当の気持ちを伝えればいいだけです。

反対する人もいるかも知れませんが、賛成してくれる人は必ずいます。

応援しています❗️

 

 

続く