子どもの気持ちが分からない、子どもに対して「何でも話して欲しい」と考えているなら、
まずは、大人が何でも話してしまうことが必要です。
「大人なんだから、子どもの良いお手本にならないと」と考えて、
自分の活躍を話したくなります。
しかし、これでは「大人ってスゴいから、ワタシの気持ちなんて分からない」
と考えてしまいます。
子どもは、色々なことやって怒られます。
だから、子どもは「こんなこと言ったら怒られるかも」
「あんなことしたらしたら怒られるかも」と考えています。
子どもは、わざわざ「悪いことをしよう」と考えて、いたずらをするわけではありません。
「コレをやってみたら、どうなるんだろう」「アレをやってみたら面白いかも」と
好奇心いっぱいなのです。
だから、なるべく怒らずに話しを聴いてみてください。
「自分も子どもの頃、おかしなこと考えていたなぁ」と思い出すこともあると思います。
また、自分の失敗談を子どもに話しておくことも必要です。
自分が失敗しても「大人も失敗するんだから、子どもが失敗しても大丈夫」と
考えてくれますから。
ここで僕の失敗談を少しします。
僕は小学校一年生のときに、学校でうんちを漏らしました。
恥ずかしかったです。
大人になっても、お腹の調子が悪いときには漏らして、慌ててトイレに駆け込むときも
何度もあります。
騙されてお金を取られたこともあります。
他にもいろいろ恥ずかしいことあります。
でも、大したことありません。
そこそこ楽しく生きていますから。
おそらく、日本人は真面目だから、あまり道を外すようなことはしません。
だから、何か問題を起こしたら叩きたくなるのかも知れません。
大人が叩かれるのだから、大人は子どもが何かしたら叩きたくなる。
その子どもが大人になったら、不祥事を起こした人を叩きたくなる。
悪循環ですね。
だとすれば、ここで叩くよりも「何か理由があるのかな」と考えてみることも
必要ですね。
「何でも話して欲しい」と思ったら、
・なるべく怒らずに話しを聴く
・自分の失敗談を話す
以上のことを心がけてみてください。
続く