面倒くさいことが大事

 

「子育て」って、僕はまだ経験したことがないので分からないことばかりです。

Instagramで子育てママのアカウントを見てみると「すごく大変なんだ」

ということが分かります。

 

日本人のママは、せっかく作った料理を子どもが周囲にまき散らして、

いわゆる「食べ遊び」をしても笑って動画撮影しています。

海外の子育てママは、子どもがチョコレートクリームが置いてある場所を見つけて

顔や手に付けながら舐め回している我が子を見ながら動画を撮影しています。

子どもが牛乳をコップに注ぐときにほとんどこぼしているのに、

しっかり動画撮影しています。

時に大笑いしながら。

とても楽しそうです。

自分がこの状況にいたら「あーあーもう、掃除しないといけないじゃん」と

考えてしまいます。

何か予想外のことが起きると「面倒くさい」と捉えてしまう。

 

このママたちと僕の違いは、予想外のことやハプニングを「楽しんでいる人」と

「面倒くさいと捉える人」ということです。

「どちらの人生が楽しいか?」というと当然ママたちです。

ママたちは「予想外のことが起こっても楽しめばイイ」という環境で育ち、

僕は「とにかく効率よく生きることを推奨されている」という環境で育っています。

 

おそらく僕だけではなくて、多くの人が効率よく生きることを推奨されていると

思います。

会社でも「少ない予算で最大の利益を出せ」と魔法みたいなことをやるように

言われますからね。

無理なことを要求するから、不正や不祥事が起きるのです。

 

このように効率よく生きることを推奨されて育つと「個性」がない人間になってしまいます。

つまり、大袈裟に言うとみんなが学校で同じことを同じように教えられて、

同じような考えの人がたくさんいる状態になります。

そこからはみ出る人は、批判されるし、相手にされません。

「出る杭は打たれる」というやつです。

人それぞれ、見た目も感じ方も考え方も全く違うのに。

 

今まではそれで生きていくことも可能でした。

大量生産、大量消費の時代だったので。

みんなが他の人と同じモノや同じサービスを求めていたからです。

しかし、これからは「個性」が大事です。

他の人との違いが重要視されます。

他の人と自分の違いを表現することで、仕事の依頼がきます。

 

つまり、「予想外のことが起こっても楽しめばイイ」ということです。

 

上記の理由により、「予想外のこと、ハプニングを楽しむことが大事」ということです。

 

数学の証明みたいになりました。

 

今日も読んでくれてありがとうございます。

 

続く

 

 

 

遊び食べ

[食べ物をつぶしたり、ぐちゃぐちゃにして投げたり、机になすりつけたり……。一見、食べ物で遊んでいるだけのように見えますが、赤ちゃんはそのような行動から食べ物のかたさや形、温度などを学んでいます。
親にとっては、せっかく作ったごはんで遊ばれるのは愉快なことではありませんし、服や部屋が汚れることを考えるとやめさせたくなってしまいます。でも、今だけのことなので、ぐっと我慢して見守ってあげてください。]

「ママあのね」のサイトより抜粋