コロナ禍 もう我慢はやめよう

 

 

本日は、「毎日を楽しめる人の考え方」樺沢紫苑著のp8~p9の内容です。

 

『今後も「コロナが怖い」という理由で、「人と会わない」「外出しない」人も

いるかも知れません。しかし、コロナ禍で溜まりに溜まったストレスをそろそろ

「発散」させていかないと、大変なメンタル的な危機が起こるでしょう。

というか、さまざまな物騒な事件や有名人の自殺など、すでにメンタル的な危機は

現実化しています。精神科のクリニックを受診しようとしても、新患の予約が

「3ヶ月待ち」「半年待ち」の病院も多い。今までそんな話しは聞いたことがありません。

コロナで我慢する時期は終わった!

私たちは、毎日をもっと楽しんでいい!

私たちは、人生をもっと楽しんでいい!

もしコロナがないのであれば、「遊びたい人は、好きなように遊べば?」で

済ますことができます。

しかし、今こそ「我慢」から「遊び」に切り替えていかないと、

本当に大変な問題が続出するはずだし、すでに起こっているのです。』

 

 

精神科のクリニックに行くよりも、運動した方がいいです。

なぜなら、人間は動物だからです。

動物という文字は「動くもの」という意味です。

ずっと止まったままだと、動物ではありません。

動くから動物なのです。

動くことが自然なことです。

植物は動く必要がありません。

光合成をして、土から栄養を吸収して大きくなって、綺麗な花を咲かせたり、

動物の餌になったりします。

机、椅子、フライパン、包丁などなど、いわゆる物体は人間が使う道具なので、

人間が動かします。

だから、動物とは全く違います。

 

また、哺乳類(ほにゅうるい)が誕生したのは2億3000万年前、

人類が誕生したのは、20万年前です。

人間社会が非常に便利になったのはここ20年くらいです。

こう考えると、DNAには「人間が動くことは当たり前のこと」だと刻まれています。

 

しかし、本当に社会は便利になってきて、動かなくてもできることがたくさんあります。

ネットで買い物すれば、何でも届きます。

IT技術の進歩によって、人と会話すること、接することがどんどん少なくなっています。

コミュニケーションする必要が無くなってきています。

だから、自分の考えと相手の考えをすり合わせる必要がありません。

お互いに相手の気持ちを聴いて、考える必要もありません。

こうして、コミュニケーション不足により、コミュニケーション能力を

鍛える必要が無くなってしまうのです。

そして、ますますコミュニケーションが苦手な人が増えていきます。

また、人間はコミュニケーションが大好きなので、コミュニケーション不足では

ストレスが溜まってしまいます。

なぜなら、人類は他の動物よりも優れたコミュニケーションによって発展してきたからです。

 

コミュニケーションの重要性

https://mba.globis.ac.jp/careernote/1182.html

 

 

上記のことより、人間は動物だから動いて

・ストレッチ、ジョギング、筋トレをする

・料理、掃除、洗濯などの家事をする

・山登りや海水浴、川で釣りなどのアウトドアをする

・友だちと食事に行く、旅行に行く

 

こんなことをしながら、カラダを動かしてコミュニケーションする必要があるのです。

あなたもストレッチすることから始めてみてください。

 

 

人生は、できることに集中することであり、

できないことを悔やむことではない。

スティーブン・ホーキング

 

 

続く